一年前の今日、推しがジョッキーやめました。
一年前の今日、南関で一番応援していた中野省吾騎手が引退した。
南関を始めた頃にカイジンレビンという馬で当たったのが応援するきっかけだった。
わたしは今でもレースの分析とか全然できないので間違っているかもしれないけど、
腕力で馬を動かすタイプではなく馬のリズムや呼吸、馬場などを読み取って能力を発揮させることに優れていたように思う。
離れた最後方で馬と会話をするように走って、直線でとんでもないところから飛んでくる中野省吾が好きだった。
だからこそ腕前と同じくらい人間関係も求められる中で折り合いがつかなかったのが悲しい。
腕だけでなくそのあたりも上手く立ち回れる人こそがトップに立ち続けていられるのだろう。
本人が納得した形で引退してほしかったと思うけど、
新天地で楽しそうに騎手を続ける姿を見ると、これで良かったのかもしれない。
そして今もまた1人有望な若手が南関を離れようとしている。
皆さんが苦言を呈してる点には同意するし、ツイッターに書かれていることだけを見て彼についてわかったように語るのもなんだか違う気がするので、ここでは控えておきます。
まぁアウトだなーとは思うけど笑
引き際は肝心。
この一年、そう思うことが多くなった。
中野さんの時もごちゃごちゃあったし、厳しい言葉が投げられているのが目に入ると心が痛かった。
ただ最後の騎乗を現地で見届けることができたし
本音はどうあれ本人の前向きな言葉も聞くことができた。
幸い今もツイッターを通じて異国の地で頑張る姿を垣間見ることができていて、
ひとつの区切りをつけることができたのはファンとしてせめてもの救いだったように思う。
だからこそ今回の騒ぎは、瀧川騎手のファンの気持ちを思うとやりきれない。
競馬を見て思い知るのは、生き物は皆変わっていくしいつかは衰えるということ。
瀧川騎手もどこかで変わってしまったのだろうか。
ファンの期待に応える義務もないし、勝手に応援してると言われればそれまで。
やめる本当の理由や彼の言う闇の部分なんてわたしみたいな一般人にはわかりようもないだろうけど、
騎手の層が厚い南関東で若くしてここまでのし上がってきたのに、シンプルにもったいないなーと思ってしまう。
今後どうなっていくのかわからないけど、
またどこかであの気迫溢れる追いっぷりを見られる日がくれば嬉しいなと思う。
もちろん中野さんのことだって。